突然ですが、複利って知ってますか?
お金のことや投資のことを勉強すると必ず出てくる言葉です。
知らない人はもったいない!
この複利こそがお金を増やす魔法の力なんです。
複利の力を味方に出来れば私たちはより楽にお金を育てることが出来ます。
この記事では複利って何?ということについてお話します。
複利って何?
簡単に言うと、お金の増やし方の違いです。
例えば年に1回利息が付く銀行にお金を預けたとして、1年経てば利息がつきます。
そのままお金を引き出さずにもう1年経てば、「最初の元本+1年目についた利息」の合計額にまた利息が付きます。
それをまたそのまま1年引き出さずにおけば、今度はさらに「最初の元本+1年目についた利息+2年目についた利息」の合計額に利息が付きます。これが複利です。
元本が大きくなるため、それに付く利息も大きくなっていきます。
では単利はどうかというと、単利ではついた利息をすぐに引き出してしまいます。そして最初の元本のみを預けたままにします。
金利1%の差を知ろう!
複利の力を最大限活かすには長期で積み立て続ける!
複利の力を最大限活かすことに必要なのは・・・長期で積み立て続けることです。
投資信託を使えば、平均して年利3~4%を狙うことは可能です。
リスクを取れば、6%前後も狙えます。
仮に毎月2万円を年利4%で20年間積み立てた場合、
20年後には元本は480万円ですが、年利4%で運用したものは727万円となっています。
247万円の差が付きました。
では年利6%で運用出来たらどうなるかというと、
元本480万円に対し、こちらは906万円になっています。
427万円もの差が生まれました。
月に2万円ずつでもこれだけの差が生まれています。
貯金の一部でも運用にまわすことが出来れば将来作れる資産は大きく違ってきます!
また複利は長期になればなるほど大きな効果を発揮するので、出来るだけ早く始めることが大事です。
複利を簡単に計算する
〇〇万円作るには毎月どれくらい積み立てたらいいのか、とか毎月〇〇円積み立てればいくらになっているのかなどは簡単に知ることができます。
分かりやすいものでおススメは野村證券さんの未来電卓です。
いくら使えて何年で資産がなくなるのか、なんてことまで計算できます。
あとはファンドの海さんの積立と複利計算はグラフで確認できます。
このサイトは他にも投資信託運用で大事なことがたくさん書かれています!
また、複利で元本を2倍にするのにかかる年数というのも簡単な計算で求めることができます!
「72の法則」といい、72÷金利をすれば、元本を倍にするのにかかるだいたいの年数を求められます。
年利1%なら、72÷1=72年間
年利2%なら、72÷2=36年間です!
ちなみに、年利7%なら72÷7=10年間です。
おもしろいですよね!
これで今回の複利の話はおしまいです。